リフォームといえば、最近よくTVでタレントさんが家のリフォームする番組が増えたような気がします。かなり本格的で仕上がりもプロ顔負け。そこでよく耳にするのが「DIY」という言葉。
なんでも[Do It Yourself(ドゥ イット ユアセルフ)]の略語で「自分でやる」という意味だそうです。
ふと思ったのですが、なぜリフォームや日曜大工にだけ、このDIYという言葉が使われるんでしょうか。「リフォームといえばDIY」とイメージできるくらい使われているような気がします。
もし自分でやる、という意味なら、リフォーム以外にもDIYは使われてもいいような気がします。
例えば、食事や掃除なども基本的には自分でやっているのでDIYですよね。トイレだってそうです。
うちのトラックも自分たちでタイヤ交換しているので、これも立派なDIYと言えるでしょう。
だけど「うちのトラックのタイヤ交換はすべてDIYだよ」とは言わないですよね。(言われた方もびっくりすると思いますが汗)不思議です。
モヤモヤするのでちょっとウィキペディアで調べてみました。
>DIYとは、お金を払ってひと(業者)にやらせるのではなく、自身で(つまり自分の身体を使って)何かを作ったり、修理したり、装飾したりする活動のことである。
DIYは、「自分でできることは自分でやろう」という理念のもとに行う諸活動である。
DIYという言葉・概念は、「(ひとまかせにせず)自身でやる」という考え方を、広く生活の基本態度にしようとする精神を指していること。
さらに
>第二次世界大戦でドイツ軍の激しい空襲を受けたロンドンで、戦後に、破壊された街を自分達の手で復興させる国民運動が1945年にイギリスで始まり、スローガンとして「D.I.Y.」=「Do it yourself」がうまれた。
[中略]
この運動はイギリス中を席巻し、1957年には雑誌「Do it yourself」が刊行され、やがてその運動がヨーロッパ全土へ、そしてアメリカ合衆国へと広がっていった。とくにアメリカでは、D.I.Y.は「復興」から「週末レジャーや余暇の一つ」として楽しむという概念へと変化した。
なるほどです。もともとの理念の部分や、昨今のレジャー感覚があってはじめて「DIY」になるって感じなんですかね。
しかし戦争後の復興が語源だったとは驚きです。言葉の見た目以上に広く深い意味や考え方が含まれていて妙に納得した感があります。
それにしても、
・復興
・「(ひとまかせにせず)自身でやる」
この2点、タイヤ事業部的になんかグッときました。
自分たち一人ひとりがこれからの未来を創っていく。良い意味で他人が解決することを期待しない。
今のタイヤ事業部にはぴったりだと思います。
なんだか興味本位で調べたことだったのですが、思わぬ気付きです。
今後タイヤ事業部では、DIY精神を意識していきたいな~と大真面目に思いました。
たった今できた新事業部「DIY事業部」部長の小蔵くん。壁を塗りまくっています(笑)
広報部 高見